PPM
- 2015/12/05
- 11:01
PPMとはプロダクトポートフォリオマネジメントの略で、アベグレンとBCG(ボストンコンサルティンググループ) によって開発された経営分析手法である。
相対的的マーケットシェア (資金の流入が多い) | |||
高 | 低 | ||
市場成長率 (支出が多い) | 高 | 花形製品 | 問題児 |
低 | 金のなる木 | 負け犬 |
市場成長率が高く、相対的マーケットシェアが高いものは、「花形商品」である。資金の流入が多いが支出も多いため収支的にはさほどよくない。
市場成長率が高く、相対的マーケットシェアが低いものは、「問題児」である。資金の流入が少ないが支出が多いため収支的には問題がある。
市場成長率が低く、相対的マーケットシェアが高いものは、「金のなる木」である。資金の流入が多いが支出は少ないため儲かる製品となる。
市場成長率が低く、相対的マーケットシェアが低いものは、「負け犬」である。資金の流入が少ないが支出は少ないため将来性がなく早期に撤退すべきである。
前提となる2つの理論は、製品ライフサイクル理論および、経験曲線理論である。
PPM理論の視点から、組織単位を見直した組織構造を、戦略事業単位(SBU)という。
この理論には以下の問題が指摘されている。
①将来への新製品開発などへの理論ではない
②製品間のシナジーや製品差別化の効果が考慮 されていない。
③理論が抽象的
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