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テーブル編講座紹介

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1.アクセス講座の趣旨
それでは、アクセス講座の全体の概要について説明させていただきます。
 アクセス講座全体の趣旨は、「アクセスで業務システムの開発ができるスキルを身に付ける」ということです。たまに質問を受けるのですが、「アクセスの本をたくさん読んでも、なかなか実際の業務システム開発には繋がらない」というような意見を受けることがあります。それに関してはいろいろ原因が考えられるのですが、一番大きな原因は、そもそも業務システムを作るための開発の手法というのを学ばなくてはいけないと、いうことです。つまり単にアクセスだけの使用方法を身に付けるだけでは、結局業務システムを開発するとはいったいどういったことなのかということが全く分からず、したがって単にツールを使っているだけになってしまうために、対応が出来なくなるわけです。

 逆にいいますと、アクセスに限らず業務システム開発を携わられた方であれば、単なる一つのツールという位置づけでアクセスを使いこなせるので、ツールの知識を身につけるのは簡単だと思います。つまり、業務システムを開発するにあたって、この部分はこんな風に処理をすればよいという設計が頭に浮かぶわけです。それは、難しく言えば、システム設計に該当することです。システム設計は、開発ツール(プログラム言語)が異なっても共通の内容が多くあります。そのような内容を思い浮かべて、ではアクセスではどのような関数があるかとだとか、画面の動きはどうなっているかなどを調査して、開発を進めていくことが可能となるわけです。このようにあるべき姿を思い浮かべて、それに適した機能を検討していけば、かなりの応用が利くことになりますし、そもそもアクセスの機能をすべて知らなくても、その都度、調査をしていけばよいのです。

最終的には、アクセス開発を通じて、一般論としてのシステム開発手法なり、そもそも業務システムとはどのようなものかということを学んでいただきたいと考えております。

 その中でも、アクセスによる開発で重要なのは、業務システムの処理を記述するプログラムです。ちなみに、アクセスでプログラムを記述するものを、VBA(ブイ・ビー・エー)といいます。結局、業務システムを作ろうとした場合、VBAが分からないとなかなか難しいところがあります。というのは、細かい制御を行うにはどうしてもプログラムに頼らなくてはなりません。また、プログラムにはいろいろな言語があり、それぞれに違いがありますが、それらには共通した概念も多く存在します。

 そのように大切なVBAですが、世間一般のアクセスの本では、むしろVBAのプログラミング的な部分は補助的に扱っていたり、場合によっては、まったく扱われないのが多いのではないかなと思います。

次に重要な内容は、SQL(エス・キュー・エル)になります。アクセスの中では、クエリとして扱われている部分です。SQLは、データをどのように扱うかという内容を記述する言語です。このSQLはアクセスに限らず、ほかのデータベース、例えばMicrosoft SQL Server であるとか、Oracleであるとか、Webの部分で言いますと、My SQLであるとか、そういったものでも、共通した言語になっております。但し、データベースソフトによって若干の方言といいますか、違いがあるのですが、ほぼ共通しています。

 業務システムを学ぶと言った意味で、まずブログラミングとSQLを勉強するということがひとつの中心的な課題になるかと思います。
 ちなみに、VBAに関しまして基本プログラミングというのは、共通された考え方というのがあります。つまりアクセスのVBAなどを身に付けて頂けると、他のプログラミング言語、例えばJAVAであるとか、PHPであるとか、C言語であるとかというのも割と身につけやすくなります。
 本講座は当然アクセスでシステムを作るということですのでアクセスの内容に沿ったものになるのですが、アクセスのプログラミング(VBA)、SQL(クエリ)というのは、いわゆる他の開発言語で業務システムを作る場合にも多いに役に立つかと思います。

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本動画講座の内容は以下のページで確認できます。
以下の紹介ページでは無料の動画が確認できます。

http://ai-light.com/itkeiei/access-douga-kouza/access
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2.入門講座の趣旨
繰り返しにはなりますが、業務システムの構築方法を学ぶ上で最初に重要となるのはプログラミングとSQLということになります。しかし、いきなりプログラムとかSQLの講座をはじめても、ちんぷんかんぷんになってしまうでしょう。そこで、本入門講座では、その前に、アクセスの使い方を勉強していただけばと思い内容をまとめました。

本入門講座はアクセスをまったく知らないという方にもわかってもらえるように内容をまとめました。先ほどは、業務システムの開発を本格的に行うことを前提として、それに必要な知識についてまとめました。可能でしたら、そこまで学んでいただけたら、と思います。しかし、そこまで学ばなくても、アクセスの使い方を覚えるだけで、簡単な住所録とか、年賀状の宛名印刷などが容易にできます。

アクセスの使い方としては、大きく分けて4つのカテゴリに分かれます。それは、テーブル、フォーム、クエリ、レポートの4つになります。

まずは、簡単に1つずつ説明したいと思います。

1つ目のテーブルは、データを蓄えておく部分になります。たとえば、住所録でいうなら、名前と、電話番号などの値を蓄積しているわけです。

2つ目はフォームですが、これは入力画面であるとか照会画面を作るといったものです。画面を作ることで例えば、年齢欄には、数値しか入ってはダメだめだとか、郵便番号が入ったら自動的に住所が入るなどデータを登録する際の便利機能を付け加えることができます。

3つ目はクエリになりますが、これは、データを加工して表示するといった内容です。たとえば、年齢が30才以上の人をピックアップするだとか、住所が大阪府内の人だけをピックアップするなどが考えられます。

4つ目は、レポートになりますが、これは印刷物を作成するためのツールです。
 
最後は、開発のケーススタディというものをひとつ考えまして、それに沿って順次開発を進めていくというこういう内容で講座を作っていきたいと思っておりますので、楽しみにしておいてください。
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本動画講座の内容は以下のページで確認できます。
以下の紹介ページでは無料の動画が確認できます。

http://ai-light.com/itkeiei/access-douga-kouza/access
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3.ACCESS講座テーブル編の趣旨
そうしましたら、アクセス講座の一回目ということで、テーブルについて90分位にまとめました。テーブルを一言で説明しますと、「データを蓄積して場所」ということになります。イメージ的には、エクセルにデータを蓄積しているようなものです。しかしエクセルと違うところは、並び替えたり検索したりというのが、非常に行いやすくなっております。

講座の内容については、以下のとおりです。
まずはじめに、アクセス起動と終了の仕方から説明しています。初回ということで、初歩の初歩から説明しております。
つぎに、テーブル名の定義と項目の定義について説明しています。テーブルを作るときには、テーブル名とテーブルの中に属している項目とを定義します。項目とは、データを管理する内容を整理したもので、例えば、顧客名簿が顧客名、住所、電話番号から作られている場合に、顧客名、住所、電話番号をそれぞれ項目して定義します。データを蓄積するだけを考えますと、たとえば、ワードにデータを入力するように、顧客名、住所、電話番号をわけずに入力することも可能でしょう。しかし、そのように様々な内容を意味する情報が混ざり合っていると、データを検索するときに行いにくくなります。そのため、同じ意味(情報)を1つのかたまりにして、顧客名、住所、電話番号とそれぞれにわけると、きれいに整理されるわけです。また、テーブルとは、項目の集合体につけた名称で、この場合には、顧客名、住所、電話番号を1つのまとまりとして、例えば、顧客テーブルと名前をつけるのです。
三つ目は、テーブルのデータ登録、実際の入力の仕方について説明させていただきます。
四つ目は、項目定義の詳細説明を行っております。ここでは、例えばある箇所には日付しか入りませんとか、数値しか入りませんなどと言った設定をしていくのです。
最後にインポートとエクスポートで、インポートといいますのは、例えば、エクセルなどからデータをアクセスに取り込んだりします。エクスポートというのは、インポートとは逆で、アクセスのデータをエクセルに出力ということになります。

アクセスというのはマイクロソフト社の製品になり、エクセルも同様にマイクロソフト社の製品です。エクセルはわりと一般的に使われますので、アクセスのデータをエクセルに出力して何か加工するといったやり方をマスターすると大変、便利に使用できるのではないかと思います。そのようなことができれば、例えば、アクセスで蓄積したデータを、例えばエクセル側でグラフを作るなどができます。また、エクセルで入力したデータをアクセスで取り込んで各種のデータ加工をするなども有効な使用方法の1つになるでしょう。

それでは、アクセス講座をスタートしましょう。
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本動画講座の内容は以下のページで確認できます。
以下の紹介ページでは無料の動画が確認できます。

http://ai-light.com/itkeiei/access-douga-kouza/access
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