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現状分析(SWOT分析)

他社との差別化を検討するに当たり、一足飛びに差別化策を考えようとしがちですが、その考え方はよくありません。何事も段階を踏んで、一つずつ分析していくべきです。まず、最初に行うこととしては、現状の立ち位置を知ることです。

個人や企業を取り巻く現状を分析するのに使われるツールがSWOT分析です。SWOT分析とは内部(資源構造)環境からの影響と外部(外的環境)環境からの影響などから自社の現状を把握する技法です。

内部(資源構造)環境とは、自社の内部のことです。具体的には、人材、ノウハウ、資金などが該当します。これから起業をされる方にとっては、自身のノウハウなどが該当しますが、これまでのキャリアの棚卸などを行うことによって明らかになるのではないかと思います。

外部(外的)環境とは、経済状況、地域の状況、ライバル会社の状況、仕入先の状況などが該当します。

起業に関していえば、世間ではアフィリエイトがよいとか、FXがよいなどその他、多数の情報が溢れているかと思います。それらの情報はここでいうところの外部環境に該当します。

外部環境だけを考えていても決してうまく行きません。なぜなら、そのネタが本当に自身や自社の得意としていることに合致しているかを検討していないからです。

内部・外部環境とそれらに対する好影響、悪影響を2次元のマトリクスで分析するのがSWOT分析です。

SWOT分析


マトリクスの各要素は次のような意味を表しています。

①強み(S:Strength) : 自社の資源構造の強み
②弱み(W:Weakness) : 自社の資源構造の問題点
③機会 (O:Opportonities) : 外部環境からの戦略機会
④脅威(T:Threats) : 外部環境からの望ましくない状況

分析の進め方としては、このマトリクスに対して、自社ないし自分の「強み」は何かとか、「弱み」は何かといったことを具体的に記載していきます。

例えば、「強み」としては、自社にはこのようなノウハウがあるだとか、「弱み」にはお金がないだとかを記入していくことになります。

そもそも今後の方向性を考えるにあたっても、自社の立ち位置を理解していなくては今後の方向性はわかりません。よって、会社の方向性を考えるにあたって、いきなり方向性を考えたくなりますが、まずは、現状を正しくとらえることが何よりも重要になるかと思います。

このSWOT分析は経営に限らず現状を捉えるには非常にオーソドックスな方法ではないでしょうか。例えば、自己分析を行う際にでも「内部:自分自身」と「外部:家族や友人」などの「好影響:プラス面」と「悪影響:マイナス面」に分けて、一つずつ要素をピックアップするといった具合です。

このようなマトリックスをフレームワークと呼びます。このようなフレームワークを使うことによって、考えを整理することができます。

自身の考えをこのフレームワークを使って紙なり、excelなりに書いていきます。人間の記憶力というのは、あまりあてにならず、例えば電話番号などの数値の羅列を覚えておけるのは、せいぜい3つ程度ではないかと思います。つまり、何か物事をぼんやりと考えているだけでは、考えはなかなかまとまらないのではないでしょうか。そのような場合に、このようなフレームワークを使って紙なり、excelなりに書いていくと良いでしょう。

また、このようなフレームワークを使うことによって、客観的にさらに網羅的に物事を捉えることができるようになるかと思います。

単に頭の中で考えているだけでは、せいぜい3つ程度の要素を考えられるだけですので、あまり複雑なことを思考することはできません。会社経営のような様々な要素が複雑に絡み合うようなことに関しては、まずはそれぞれの要素を紙などに書き出してみることが重要であると思います。

SWOT分析でピックアップした強み、弱み、機会、脅威は次のように考えることで戦略と結びつけることができるようになります。

どのように強みを活かすか?
どのように弱みを克服するか?
どのように機会を利用するか?
どのように脅威を取り除くか?

中小企業やこれから起業する方でしたら、弱みが気になるのではないでしょうか。また、強みに関しては、自身ではあまり意識できていない場合が多いです。しかし、中小企業やこれから起業する方は弱みを気にしだすときりがありません。弱みを克服して物事を普通レベルでできるようになっても、それは決して、競争優位を築くことはできません。

まずは、自身の強みに着目し、その強みを活かしていくことが競争優位を築くことにつながっていくのです。

また、機会に着目するのも非常に重要ではないでしょうか。例えば、まだ、EC(ネットショップ)がそれほど世の中に浸透していない時にはじめるとライバル会社の中には、いわゆる大手企業がいないことから、大きく成功できるかもしれません。

逆に、すでに成熟してしまっているようなジャンルで、そもそも市場が小さくなっているような分野の中で、自社だけ業績を伸ばすのは至難の業です。

機会×強みで方向性を考えられると一番良いかと思います。機会に着目するのは、場合によっては大きく成功できる可能性がある代わりに失敗する可能性も高くなります。例えば後になってみれば、20年前にネットショップに目をつけていれば、・・・といったことになりますが、これからと思われる分野が必ずしも市場が大きくならずに衰退する可能性もありますし、これからの市場ということでいうと、現状はあまりニーズがないという状況もあるので、売上が全然に立たないといった結果になる場合もあります。

その点、自身の強みに着目すると事業は手堅くなるかと思います。自身に強みがあってそれを仕事に使っているということになりますと、すでにある一定のニーズがある市場ですでに競争優位を持っているということになりますので、事業がうまくいく可能性が高くなります。そのかわりに、すでに存在する市場ということで、あまり事業を大きくすることはできないかもしれません。

人によって、機会と強みのどちらに重点を置くかは異なるかと思いますが、上記のことをよく加味して検討なされるとよいかと思います。





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